悲しみや怒りを表現することができれば、その苦し
みは少しずつ癒されていくことが知られています。平
気なふうを装い、明るく見せることは、かえってあな
たを苦しめるでしょう。信頼できる人に気持ちを打ち
明けてみましょう。また、自分の気持ちを文章に書く
ことも役に立つでしょう。
死別の悲しみから立ち直るのはとても大変なことです。
耐えるということが大事業なのです。気持ちを紛らわせる
ために仕事やお酒などにおぼれないようにしましょう。
また、一見、平気そうに見える家族の心も深く傷ついて
います。とくに子どもは大人のように苦しみを表現できま
せん。家族内の交流を大切にしましょう。
愛する家族を失った悲しみを誰が理解できるでしょうか。
周囲の人は「お気の毒に」と声をかけるかもしれません。
「がんばりなさい」と励ますかもしれません。
「もうそろそろ立ち直っていいはずだ」と追い立てるかもしれません。
しかし、どう言われても、自分の気持ちはわかりっこない、とあなたは思うことでしょう。
死別はそれほどまでにつらいことなのです。
愛する家族を失った人はさまざまな強い感情に襲われます。深い悲しみは一日中あなたを離さないでしょう。
「〜していればよかった」という後悔、「なぜ助けてやれなかったのか」「なぜ助けてくれなかったのか」という怒りもあるでしょう。大切な人と死別した人がこういう気持ちを持つのは当然のことです。
イラスト http://www.sozaidaisuki.com
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