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2011/03/19  東北地方太平洋沖地震に関しまして

このたびの大地震により被災された方々に、こころよりのお見舞いとお悔やみを申しあげます。
被災された方々を支えるためにまず必要なことは、被災による直接的な苦痛をやわらげることです。安全、安心を少しでも早く取り戻すために、物理的、現実的な支援が優先されるべきだと私たちは考えています。

災害発生直後(直後~4週間程度)の時期に適切とされている心理的な支援法は「サイコロジカル・ファーストエイド」です。サイコロジカル・ファーストエイドは、治療を目的とした介入法ではありません。被災者に関わるすべての支援者、救援者にとって必要とされる基本的態度と、被災直後の苦痛を和らげるための介入方法をまとめたものです。


「サイコロジカル・ファーストエイド実施の手引き第2版」
http://www.j-hits.org/psychological/index.html


災害は大きな苦しみや悲しみをもたらしますが、それそのものは病気ではありません。災害のもたらした衝撃や体験したことの重みにふさわしい、自然なこころの反応です。また、強い精神的動揺が起こっても、多くの方は日々の生活や周囲の人との関係に支えられながら、自然に回復していくことが知られています。

一方、災害がこころに与える影響はときに直後の混乱期を過ぎてからも長く続くことが知られています。当センターは、ケアを必要とされる方々に持続的な支援が提供できるよう、引き続き力を尽くしてまいりたいと存じます。また、被災地でのそうした態勢づくりにもできる限りの協力をさせていただきたいと考えています。

被災地の一日も早い復興をこころよりお祈りしています。

2011年3月19日
兵庫県こころのケアセンター


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