子どものトラウマ(心的外傷)

 最近の報告では、さまざまな災害・事故・犯罪・虐待などの被害や喪失などの心的外傷を体験(トラウマ体験)する子どもたちは、従来考えられていた以上に多いことが判明しています。

 これらのトラウマ体験によるさまざまな反応は、自然に回復していく場合もありますが、長期にわたり心身の健康を損なう場合も少なくありません。それだけに、子どものトラウマに適切に対応することは、将来の心身の健康増進の観点からも非常に重要なことです。

子どものトラウマ診療ガイドライン第3版
[PDFファイル:5.4MB]

平成22年度厚生労働科学研究費補助金により作成
第3版国立成育医療研究センターこころの診療部 発行

 主に小学生年齢以上の子どものトラウマ診療について、臨床の第一線でご活躍される小児科・精神科の先生方や、精神保健福祉領域に携わっておられる専門職の方々に、冊子発行段階で利用可能な臨床情報を提供するものです。

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