災害救援者のための資料

災害救援者のためのメンタルヘルス対策

 阪神・淡路大震災以降、災害救援者の惨事ストレスに関心がもたれるようになりました。最近では、新聞の見出しを飾る事案が発生すると関係者のこころのケアが叫ばれます。しかし、このような事案は予期せず起こり、何かをしなければいけないと思っても具体的にどうすればいいのか分からないこともあるでしょう。そこで、救援者の惨事ストレスを含む、包括的なメンタルヘルス対策についてのページを設けました。

災害救援組織におけるメンタルヘルス対策

 災害救援者のメンタルヘルス対策は上の図のような3層で捉えることが望まれます。土台は全般的なメンタルヘルスへの対応です。個人が心身共に健全であるための基本的な知識を持ち、ストレスマネジメントやセルフケアを行える環境を整えることを意味します。次いで重要なのがハラスメント予防です。職場における人間関係を健全に保つために欠かすことができません。地域を巻き込む大災害や殉職事案が起こっても、職員同士が支え合い、見守ることができれば、職場が影響を受けた職員の回復の場となるからです。対策の一番上に位置するのは、惨事ストレス対策です。下層の2つが適切に扱われていれば、惨事ストレスに特化した対策がなくても影響は緩和され回復を後押しできるのです。

 惨事ストレス対策も職員が安全に業務を行うためには重要ですがどこから手を付ければいいのか迷っている場合は、是非、下から順に対策を進めることをお勧めします。

兵庫県こころのケアセンター 研究部第4部門

消防職員のための惨事ストレス対応マニュアル[PDF:6.38MB]

殉職事案後の対策(心的トラウマ研究 第9号:57-65, 2013)[PDF:411KB]

緊急消防援助隊 派遣後の対応のポイント[PDF:218KB]

消防職員のための消防庁緊急時メンタルサポートチームの利用方法:派遣および受け入れ時の手続きと役割分担について(心的トラウマ研究第14号:69-74, 2019)

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